高度不妊治療について、詳しくご紹介します。ご覧になりたい項目をクリックすると詳細をご覧いただけます。
ご質問などがある場合は、診察時にお気軽に医師にご相談ください。
それぞれの患者様に合わせ、調節卵巣刺激を行ないます。若年者や卵巣機能が十分高い方はロング法、アンタゴニスト法、卵巣機能がやや低下している方はショート法や経口剤を主体とした低刺激による排卵誘発法を行ないます。また、排卵誘発剤を使わない自然周期での採卵も行なっています。
適応を満たす方の場合、1回採卵あたりの妊娠率、胚凍結できる確率が高い方法で、当院の標準的な採卵刺激法の1つです。
ロング法と並んで、当院の標準的な刺激周期の1つです。全年齢の多くの方に行える方法ですが、卵巣過剰刺激症候群(卵巣刺激により卵巣が腫大し、腹水・胸水貯留する状態。詳細別途説明あり)を起こしやすい方や、ロング法・ショート法などで妊娠しない時に選択されます。
生理3日目から点鼻スプレーを開始し、同時に排卵誘発剤を注射する方法です。 卵の数が増え、他の排卵誘発剤で反応不良例でも卵胞発育が期待できますが、卵の質が不揃いになることがあります。
生理3日目から経口排卵誘発剤を服用する方法です。生理6日目から一日おきに注射を併用することもあります。卵巣の予備能が高い例(注射による排卵誘発では卵が多数発育し、副作用である卵巣過剰刺激症候群が起きやすいと考えられる例)や予備能が低い例(卵巣に卵子の備蓄が少ないと考えられる例)に用いられます。
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