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17:30〜 | 鈴木(康) | 鈴木(康) 16:00〜 |
鈴木(康) | ― | 鈴木(康) | ― |
卵巣の年齢を調べるための検査です。採血だけの簡単な検査です。
不妊治療はまだ考えていないが、とりあえず簡単な検査だけでもとお考えの方はご相談ください。
ヒューナーテストは、性交後の子宮頚管粘液の中にある精子の状態を見る検査です。検査の24時間以内に性交渉を行ない、子宮頚管から粘液を採取して顕微鏡で調べます。
卵管造影検査は、X線に反応して白く写る造影剤を子宮の中に注入して卵管の通り具合をみる検査です。 不妊症検査の中でも早期に行われるべき、必須の検査とされています。
精液量と精子の数を調べる検査です。精子の数が多ければ多いほど妊娠する可能性は高まります。現在提唱されている値では精液量が最低1.5ml、精子数がおよそ3千9百万匹以上とされています。これより精液量と精子数が少ない場合は妊娠する可能性が大きく減るといわれます。
また、当院では従来の一般精液検査に加えて、分析装置により精液の質や運動性を評価するSperm Quality Analyzer(SQA)を導入し、Sperm Motility Index(精子自動性指数:SMI)の算出をルーチンに行なっています。SMI値は精子の受精能力すなわち受精率と強い相関を示します。2~3回測定をすることにより、人工授精の適応を検討し、体外受精の際に治療方針(顕微授精)を適応するかどうかの判断材料の一つとして用いております。
女性の若さと健康、美しさを支えているのが卵巣から分泌されるエストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンです。卵巣のはたらきが衰えて女性ホルモンの分泌量が減ると、心身にさまざまな不調が出てきます。女性ホルモン検査は、血液中の卵巣ホルモンと下垂体の卵巣刺激ホルモンの値を調べることで、卵巣の機能をチェックします。
超音波検査は、膣内にプローブと呼ばれる超音波を発生させる機器を挿入して行います。子宮や卵巣の状態をよりよく把握するために用いられる検査法です。
タイミング療法は、超音波検査による卵胞の直径の計測や尿中LH検査などを行なうことで、排卵日をより正確に予測し、性交渉を行なう最適なタイミングを医師がアドバイスする方法です。 もっとも自然な妊娠に近く、負担の少ない不妊治療です。
人工授精は、精液を洗浄濃縮し、子宮内に精子を注入する方法で、以下のような場合に行ないます。
1.精子に問題がある場合(乏精子症)
2.射精障害や性交障害
3.ヒューナーテストの結果が良くない場合
ホルモン補充などにより卵を作ります。
成熟した卵子を体の外へ取り出します。
採卵した卵子を精子とかけあわせて受精させます。
受精卵を培養室で培養します。
成長した胚を凍結し保存します。
凍結保存した胚を融かし体の中に戻します。
子宮の内膜を厚くさせて、着床しやすいようにします。
培養器内にて、光、酸素などのストレスを最小限に抑えながら培養中の胚を連続撮影することが可能になります。タイムラプスの画像情報を用いて胚を選択することで、標準的な方法と比べ、流産率が有意に低下することが報告されています。更に、妊娠しにくい胚の選択を回避し、妊娠しやすい胚を優先して移植することは挙児獲得率の上昇に繋がります。また、タイムラプスは全ての年齢層の患者に対する妊娠率の向上が報告されているので、高齢患者にとっても朗報です。
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